取締役挨拶
弊社のコンセプトは「元気発信企業」。スタッフ全員に柔らかな頭を持ってもらい、お客様に元気を与えられる仕事をしたいということです。元気を発信 するには、夢や希望(要望)に共感し、それを現実にしていくことです。それには、まず「聞く」ことが何よりも大切です。いわばお客様に対して、徹底した聞き役であること。まずは、相手を批判したり評価したりせず「聞く」。そして相手が話しすぎるくらいになんでも話してもらえれば幸せです。その結果、相手の要望について同じビジョンを共有できたとき、そこから私たちの仕事ははじまるのです。同じビジョンを共有できていれば、議論をしても提案をしても、それこそすれ違うことなく同じ視点で共に夢を実現できる、私はそう考えています。
【この時代、あらためて自分は人間なのだという再認識を】
私たちは肩書きや職種を言う前に「人間」です。将来が不透明なうえ、すべての事象が加速度的に過ぎ去っていく現代社会において、働くことはある意味では大変なことかもしれません。顔を合わせなくてもできる仕事が増え、人間が人間を忘れてしまうようなこともあるでしょう。しかし社会という人間の集団に貢献するためには、個々がマシーンになってしまうのは最も怖いことのひとつです。パソコンやケータイを扱 うのも人間であり、マシーンの前には必ず人間がいます。ごくごく当たり前のことではありますが、昨今のコミュニケーションの仕方を実際に見ていて、再認識の必要性を私は強く感じます。誠実さと心温かい人間性がベースになければ、どんな立派な言葉があっても企画があっても響かないのです。文章ひとつにも「人となり」は表れるということを頭の片隅に入れておいてください。個人間のやり取りでありながら、同じような内容でも温度を感じられないメールが実際にあるということです。そんなものをばら撒いてもマイナス効果の植付けで、人間の繋がりはできないのです。コミュニケーション手段は急速に変わってきていますが、人間の基本はいつの時代も同じで す。私たちは「元気」を与えられる集団でありたい!個人と、人の集団である企業とを人材採用でつなぐビッグなパイプラインの構築が夢です。そこには人間としての体温を感じられることが大前提です。大きな提案も、新しいビジネスも、対話なしでは生まれません。私たちは今後もいろんな方と血の通った対話をしたいと考えています。それを財産と考えています。もし対話する機会があれば私たちはまずたくさんの話が聞きたい。それでお互いをよく知り、キイストンと共感し合えたら、ひとつの大きな縁かもしれませんね。
株式会社キイストン 取締役 兼 株式会社ミストラル 代表取締役 武田あかね