「この会社で働きたい」
──そのきっかけは、
1冊の本だった。

あなたの想いを“カタチ”にする、
出版という新しいブランディング戦略

飲食専門だから見えた “伝われば動く” という勝ち筋

私たちキイストンは、飲食業界一筋。累計連載数が1,000回を超える自社メディア『飲食の戦士たち』を長年運営する中で、数多くの飲食店オーナーと対話してきた私たちは、社長の言葉に、人を惹きつけ、動かす力があることを知っています。

どの社長も、熱い想いを持っている。でも、それが届いていない。

──こんなに勿体無いことがあっていいものか。
「だったらその想い、カタチにしよう」

そう考えて立ち上げたのが、キイストンの出版事業です。

書籍制作の目的は「売ること」ではない

キイストンの出版事業は、書籍販売が目的ではありません。本の力で社長のビジョンや想いを可視化し、“カタチ” に残すこと。
そして、書籍になった想いが、社内外に働きかけをすることにあります。

この度、キイストンから出版された『わが社の居酒屋は8坪、月商1200万円 その秘訣を教えます』の著者・阿波社長に、キイストン代表・細見がインタビューを行い、執筆の背景や採用ブランディングへの考え方を伺いました。

阿波
「まだ若いからこそ書く意味がある」──若手経営者が語る出版の力

■株式会社KIWAMI 阿波社長のプロフィール
社名 株式会社KIWAMI
経歴
1986年5月生まれ、北海道出身。
札幌市内の調理師専門学校を卒業後、東京・西新宿にある京王プラザホテルの中華料理レストラン「南園」に勤務。2011年6月に退社し、12年3月ぐるなびに入社、横浜営業所で営業マンとして勤務。14年3月、ぐるなびを退社。その後、飲食企業に勤務。14年11月に独立し、川崎・武蔵小杉に創業の店舗を構える。16年4月武蔵小杉に「魚もつ」(20坪)、21年7月武蔵小杉に「きわみ」(8坪)。23年4月横浜に「原田商店」をオープン。3店舗で37坪、全社で坪月商100万円となっている。

阿波 耕平
  • 早速ですが、今回書籍を出版されるに至ったきっかけについてお聞かせいただけますでしょうか。
  • 理由は大きく2つあります。1つは「採用」、もう1つは「社内への理念浸透」です。採用に関しては、求職者の方にまずこの本を読んでもらい、私たちの考え方に共感できるかを確認してほしいんです。もし考えが違うと感じれば、それはお互いにとってミスマッチを防ぐことになりますから。その判断材料として、私の考えがまとまった本は非常にシンプルで分かりやすいツールになると考えました。
阿波
  • なるほど。入社後のミスマッチは、飲食業界にとって大きな課題の1つですからね。
  • そうなんです。それから、社内向けの理念浸透という点では、私が何を考えているのか、この会社を将来どうしていきたいのかというビジョンを、全スタッフと共有することが目的です。口頭で何度も伝えるより、一冊の本という形にすることで、より深く、いつでも原点に立ち返れる形で伝えることができます。実際に、この本を読んで「やっぱり6年後、30店舗になるまで一緒に頑張りたいです」と言ってくれたスタッフもいました。
阿波
  • それは素晴らしい効果ですね。その他に出版後の反響はいかがですか?
  • まだ出版から1ヶ月ほどなので、採用面での具体的な数字はこれからですが、手応えは感じています。例えば、お付き合いのある経営者の方々が本を読んでくださって、私のバックグラウンドを理解していただいた上で会話ができるようになりました。自己紹介の手間が省けますし、より深い話ができるようになりますね。また、母校である料理の専門学校に寄贈したところ、理事長から「本当に感動した。君が卒業生で誇らしい」と直接連絡をいただき、今度講演会をすることも決まりました。
阿波
  • それは嬉しいですね。本を書くというプロセスを通じて、ご自身のこれまでの歩みを振り返る機会にもなったかと思います。そこで何か新しい発見や気づきはありましたか?
  • 正直なところ「本当にしょうもない人生だな」と改めて思ったくらいですよ(笑)。私は、今が一番頑張っていないと嫌な性分なんです。だけれど、なかなかそのことを自分で評価するのって難しいんですよね。そんな時に、執筆を通して過去を振り返ることで「高校時代や料理人になったばかりの頃の方がもっとがむしゃらに頑張っていたな」「今が一番じゃないだろう」と、自分を奮い立たせる良いきっかけになりました。
阿波
  • 書籍が、ご自身の原点を見つめ直すきっかけにもなったわけですね。6年で30店舗展開という大きな目標を掲げていらっしゃいますが、その明確なビジョンを実現するための強力な武器となりそうですね。
  • そうですね。これから事業拡大していく中で、いろいろと整えていくフェーズに入ったんだと思います。まだ船が小さいうちに、会社の理念にしっかりと共感してくれる人材を確保して、強いチームになるための地盤を作り上げたい。そのために、書籍は最適なツールだと確信しています。

    また、私の人生の目標は「飲食人の価値を高めること」なんです。その中で、まだ何者でもない私の言葉は誰も聞いてくれない。でも本を1冊書けば、周りの聞く耳も変わるのかなと。そういうことを全部やりたい時期だったので、本を書くことを決めました。だからこそ、私のようにまだ若い経営者の方にも、引け目を感じず、本を出版して欲しいと思いますね。私たちのような人間が本を執筆するからこそ、爆発力があるんだと実感してます。
阿波

阿波氏の出版は、単なる採用ツールではなく “共感” を基盤にした新しい採用のかたちを示しています。理念を共有し、共感でつながる仲間を迎え入れる。その実践は、飲食業界における新たな採用のモデルケースとなるでしょう。

特に書籍が採用に刺さる理由

現代の求職者は、会社を検索している

「会社の名前で検索して、どんな企業か調べたうえで応募を決めました」

今の時代、求職活動の主流は、スカウトやメールです。そこで初めて求職者が会社の名前を知ることが多くなりました。そのため求職者は、条件や仕事内容だけでなく、会社の風土や理念、社長の人間性をネットやSNSで検索します。

その時、あなたの本が出てきたらどうでしょう?

「この社長、まだ若いのに本を出しているなんて凄い」
「この会社、まだ規模は小さいけれど熱い想いがある」

その時点で、あなたの会社は、求職者にとって他社より優位な存在となります。

このように、売り手市場で採用に悩む飲食企業こそ、社長の想いを形にして発信する必要があるのです。

手に取れる書籍だからこそ、効果を最大化できる

●採用イベントや大学の説明会に出ても応募に繋がらない
●面接には来てくれるが、内定を受諾してくれない

このような悩みを抱えている飲食店オーナーは、あなただけではありません。この状況を打開するために、書籍であれば、大学に置かせてもらうことができたり、面接や採用イベントに来てくれた人に配ることができます。

そして、家に帰った求職者が、あなたの想いが詰まった本に目を通し、その社長の下で実際に働いている自分の姿をイメージする。これが、他がまだやれていない、社長自身が決定打となる “採用ブランディング” です。

このように、売り手市場で採用に悩む飲食企業こそ、社長の想いを形にして発信する必要があるのです。

出版と共にPR配信を行い、さらなる相乗効果を

書籍が完成したら、同時にPR記事を最低でも、2本配信します。そうすることで、社名や社長の名前で検索した時に、様々なメディアで取り上げられているため、ページいっぱいに企業情報が埋め尽くされます。

さらに『飲食の戦士たち』にも掲載いただくことで、動画も用いてより多面的なアプローチも可能です。

飲食業界に特化して、長年飲食店の皆さまと向き合い続けてきたキイストンだからこそ、各メディアで互いに効果を高め合い「ただ出版するだけで終わらせない」マーケティングの自信があります。