日経レストラン 2005年5月号 掲載記事紹介




ケータイが飲食業界の「求人」を変える!
キイストンの人材採用サービス「エム採用」&「in-職」



飲食業界の求人方法が大きく変わろうとしている今、人材採用コンサルティング会社の株式会社キイストンが提供する、携帯電話を使った人材採用サービス「エム採用」と「in-職」が業界を賑わせている。携帯電話を使った同サービスが、なぜこれほどまで飲食業界に支持され、さらに結果を残しているのか、その秘密を探った。

「エム採用」の導入によって応募数が1.3から1.8倍に
「求人広告を出そうにも、今は媒体が多すぎてどこに出せばいいのかわからない」、あるいは「求人誌に広告を出しても、昔ほど人がこなくなった」といった声が最近、飲食店のオーナーから頻繁に聞かれるようになった。確かにここ数年でインターネットが急速に普及し、さらに求人フリーペーパーが次から次へと創刊され、求人広告を掲載する媒体は爆発的に増えた。その結果、どの媒体に出せば一番効果があるのか読みづらくなったうえ、昔のように大手が発行する求人誌ひとつふたつに広告を出した所で、人が集まらなくなってきているのである。だからといって、闇雲にいくつもの求人誌や求人サイトに広告を出していたら、お金がいくらあっても足りないのも事実だ。
そんな中、キイストンが提供する携帯電話を活用した人材採用サービス「エム採用」が、飲食業界において注目を集めている。これは、求人を出す企業の専用のアドレスを従来出している求人広告や自社ポスター、名刺、自社ホームページ、あるいは職安や大学、専門学校などの求人票に載せ、それを見た求職者が携帯電話を使ってこのホームページにアクセスし、手軽に応募・問い合わせできるようにするサービスだ。
では、なぜこの携帯電話を活用したサービスが、飲食業界で注目を集めているのだろうか。その理由についてキイストン代表取締役社長の細見昇市氏は、「飲食店が求めるフード業界の若者たちはパソコンを持っていなかったり、あるいは職場でパソコンを使用していない人が多い。しかし携帯電話なら誰でも持っており携帯のホームページなら、それこそ昼休みや移動中にいつでも見ることができます。だからこそ今、この飲食業界において携帯を使った人材採用サービスが注目を集めているのではないでしょうか。また弊社が独自に調べたところによると、フード業界への就職を希望する若者が応募活動を行う時間帯は、夜10時頃から翌日1時頃と夜間に集中していることがわかりました。ということは、電話での応募は限定されています。しかし携帯電話のホームページからだったら24時間、いつでも好きな時に応募できる。お店にしても、電話だけで応募を受け付けていたら取り逃していたかもしれない若者を取りこぼさなくて済むようになり、応募数が確実に増えるのです。実際、エム採用を導入されたお店は導入前と比べて応募数がだいたい1.3から1.8倍にも向上していますよ」と熱く語ってくれた。

どの媒体に求人広告を出せば効果があるかワカル!
「エム採用」のメリットはこれだけではない。冒頭で書いたように求人広告の媒体が近年、爆発的に増えた結果、効果を検証できないまま複数の媒体に求人広告を出し、膨らみ続けるリクルート費用に頭を悩ませるお店は少なくないが、そんな悩みの解消に役立つのが「エム採用」のミニ・マーケティング機能(図1参照)だ。
この機能を使えば、何曜日の何時にアクセスが多かったか、といったことを把握できる。ということは、例えば月曜発行の求人誌Aと水曜発行の求人誌Bに広告を出した際、月曜のアクセスが多くて、水曜のアクセスが少なければ、月曜の求人誌の方が効果があることがわかり、媒体を減らす場合は効果の少なかった求人誌Bをやめよう、というように数値に基づいて判断できるようになるのだ。またこのミニ・マーケティング機能を使わなくても、アンケート機能を使い「今回、何の求人を見て当社に応募しようと思いましたか?」(図2参照)と直接応募者に聞くこともできる。「エム採用」をうまく活用すれば、応募数が増えるだけでなく、今後の採用戦略にも役立てることができるのである。
ここまで「エム採用」のメリットを述べてきたが、その一方、携帯で応募できるということから、応募者の"質"を心配する声もあるかもしれない。そのことについて細見氏は、「逆ですね。むしろ応募者の質は上がります。なぜか。応募者は求人誌や学校の掲示板で見つけ、わざわざエム採用のホームページアドレスを自ら控え、そして携帯に打ち込んでアクセスし、応募フォームに必要な事項を書いて"わざわざ"応募してきてくれるわけです。パソコンの求人サイトを見て何回かクリックするうちに、何となくたどり着いた求人に応募するのとは、そこに至るまでのプロセスが違います。だからエム採用を利用してくれたほとんどのお店の方が、応募者の意識が高くて感心したとおっしゃっていますよ。」と胸を張って答えてくれた。

店長向けの求人サイト「in-職ハイパー」がスタート
キイストンでは「エム採用」の実績を基にフードビジネス専門の携帯版求人サイト「in-職」(図3参照)も展開している。業界専門誌、学校へのポスター、あるいはラジオCMなどで「in-職」の存在を知り、フード業界への就職を希望する人がアクセスする仕組みだ。「エム採用」と異なり求人サイトである「in-職」は、携帯電話の位置情報を使って近くの飲食求人情報を検索したり、地域を絞って検索したりといった4つの項目での検索が可能で、お店の携帯版ホームページや「エム採用」へリンクを貼ることができる。「エム採用」を利用し、さらに「in-職」サーチエンジンにも合わせて登録すれば、応募数はさらに増えるはずだ。今後より一層、飲食業界の人材採用に力を注いでいくキイストンでは、既に次の新たな展開も用意している。その第一弾として、飲食店の店長クラスを対象としたパソコン版の求人サイト「in-職ハイパー」を5月に立ち上げる。ここでは、店長の求人情報を提供するのはもちろんのこと、店長になるために何が必要なのか、といったコンサルティング的なコンテンツも充実させていく予定だ。「"もっと元気に"元気発信企業!!」をキャッチフレーズにかかげる同社。今後も他がまだやっていないことに自ら率先して挑み、カタチにすることで、飲食業界に勇気と活力を与えてくれるに違いない。




 
無断転載禁止。全ての著作権は(株)キイストンに帰属します。